響17年の後継ラインとして2018年9月に発売。平均熟成15年、1部30年を超える長期熟成原酒を使用していると言われてます。まろやかで深みのある味わいとなってます。
1.メーカー
サントリースピリッツ株式会社
2.蒸留所
「響」の奥深い香味を構成する原酒は、サントリーが保有する3つの蒸溜所で育まれています。
名水を誇る京都・山崎の地に建てられた「山崎蒸溜所」。宇治川、桂川、木津川の三川合流する湿潤なこの地で生まれたモルト原酒は、華やかで雅な香味を纏めます。
そして、甲斐駒ケ岳に抱かれた山梨「白州蒸溜所」。世界でも珍しい、森の中でつくられたモルト原酒には、軽快な口あたりと爽やかな香りが現れます。
モルト原酒の個性を引き立てながら全体を調和に導くのは、ブレンデッドウイスキーの味わいの基調となるグレーン原酒。つくっているのは、愛知県知多半島、伊勢湾に臨む「知多蒸溜所」です。
3.商品名
響 ブレンダーズチョイス
4.特徴
甘やかに響きあう、多彩な原酒と匠の技のハーモニー
ウイスキーは寝かせる樽によって味わいを大きく変え、よく使われるのはバーボン樽、シェリー樽、ジャパニーズではミズナラ樽ですが、響ブレンダーズチョイスの特徴として一部の原酒にワイン樽が使用されてております。
一般的には変わり種感の強いワイン樽ですが、ワイン樽で寝かされたウイスキーはフルーティで甘みのとれた味わいになることが多いので、熟成年数が短くてもまろやかで甘さのある味を作り出し、バランスのとれた味わいとなります。
香り:野イチゴ、白桃、パイナップル、クリームブリュレ
味わい:ふくらみのある甘み、心地よい酸味
余韻:やわらかく甘やか、ほろ苦い余韻
タイプ:ブレンデッド
原材料:モルト、グレーン
アルコール分:43%
5.受賞歴
現時点では受賞歴はありません。
6.価格
参考小売価格:700ml 10,000 円(税込:10,800円)
通販やネットオークションでは10,000円前後とほぼ定価に近い価格で販売されています。(2019年8月30日時点)
DiningBar Hidden Loungeでの提供価格
「DiningBar Hidden Lounge」では、このウィスキーを
45ml:2,500円
にて提供しております。
7.まとめ
ボディはミディアムからライト。若干、若い原酒のアルコール感も感じ取れるが、嫌悪感を持つ迄には至らない程度。
基本的に一般販売が行われない業務店(飲食店)限定なのは残念ですが、定価で考えても十分に飲む意義のあるジャパニーズブレンデッドウイスキーであると感じます。
ウイスキー初心者や女性の方にも飲みやすい味わいでありながら、ウイスキー愛好家も楽しめるバランスの良さはまさにブレンデッドウイスキーの境地。
品薄・終売なんて事になる前に早めに飲んでおいた方がよいかもしれません!
是非この機会にDainingBar Hidden Loungeでご賞味ください。