fukase@bar-shinkai.com

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マルスウィスキー浅葱斑(あさぎまだら)

マルス信州蒸溜所35周年メモリアルウイスキー。2020年9月23日発売。数量限定。2020年9月、マルス信州蒸溜所は設立以来35年の時を経て全面リニューアル。その竣工を記念して商品化されたプレミアムな1本。 1.メーカー 本坊酒造株式会社 2.蒸留所 「マルス信州蒸溜所」1985年、本坊酒造株式会社は、ウイスキー造りに最適な環境(澄んだ空気の寒冷地、適度な湿度、良質な水)を求めて、長野県中央アルプス駒ヶ岳山麓標高798mの地に蒸溜所を開設しました。この地は冷涼で、霧が深く、3000m級の山々に降り注いだ雨や雪解け水は、花崗岩土壌をくぐり、天然のミネラル分をたたえた良質な水になります。 「いつか日本の風土を生かした本物のウイスキーを造りたい」。本坊酒造が描く夢を実現させるために建てられたマルスウイスキーマルス信州蒸溜所。中央アルプス駒ヶ岳山麓の美しく緑深い森に囲まれた蒸溜所は、澄んだ空気の静寂の中に佇んでいます。 3.商品名 マルスウィスキー浅葱斑(あさぎまだら) 4.特徴 8年熟成のジャパニーズブレンデッドウイスキー 「MARS WHISKY 浅葱斑(あさぎまだら)」は、信州において初代ポットスチルで蒸留された8年以上熟成のモルトウイスキーに、同じく信州の地で8年以上熟成された国産グレーンウイスキーをブレンドしたメモリアルな1本です。蒸溜所を取り囲む中央アルプス山麓の森林を連想させる爽やかな香りと味わい。※ラベルの絵は蒸溜所が立地する南信州宮田村に毎年9月頃訪れる蝶「アサギマダラ(浅葱斑)」 香り:爽やかでやさしい甘さがほのかに香る。りんご、うめ。味わい:甘すっぱさの後にバニラの甘みと最後にぬけるようにかるいピート感。余韻:バニラの甘みのあとにほのかに香ばしさが続く。タイプ:ブレンデッド原材料:モルト、グレーンアルコール分:48% 5.受賞歴 現時点では受賞歴はありません。 6.価格 メーカー希望小売価格:700ml  5,800円(税込:6,380円)通販やネットオークションでは12,000円〜15,000円(2020年9月25日時点)とすでに高騰してます。 麻布十番BAR新海での提供価格 「麻布十番BAR新海」では、このウィスキーを45ml:2,100円30ml:1,400円15ml:700円にて提供しております。 7.まとめ まずはストレートで香りをお楽しみください。加水すると一気にシナモンや果実香の甘さが広がります。ロックだとやや甘さは閉じますが焦がしバターやトーストのような味わいに変化。どんな飲み方にしても基本的にやさしい甘さがあるので美味しく飲めます。限定ボトルですでに完売となっております。是非とも麻布十番BAR新海でご賞味ください。

エッセンス・オブ・サントリーウイスキー <知多蒸留所 桜樽後熟ブレンド>

THE ESSENCE of SUNTORY WHISKY は「本質《Essence》」を追求するサントリーのウイスキーづくりへの想いからつくり出されたシリーズです。2020.4.28 Release<第4弾>となります。 1.メーカー サントリースピリッツ株式会社 2.蒸留所 伊勢湾に臨む知多半島・「知多蒸留所」 サントリーグループが全農グループと共同で設立したグレーンウイスキー蒸留所で、モルトウイスキーの山崎蒸留所や白州蒸留所とともに、サントリーグループの3つの国内ウイスキー蒸留所のひとつです。ここではとうもろこしを原料にしたグレーンウィスキーを支えてきました。知多蒸留所では、連続式蒸留機によってクリーン、ミディアム、ヘビーの3タイプの世界にも類をみないグレーン原酒のつくり分けを行っています。 3.商品名 エッセンス・オブ・サントリーウイスキー<知多蒸留所 桜樽後熟ブレンド> 4.特徴 長期熟成の知多グレーン原酒を桜樽で3年以上熟成 2000年に蒸留したクリーンタイプの知多グレーン原酒を、ホワイトオーク材の樽で15年以上熟成した後、桜樽で更に3年以上熟成した『桜樽後熟グレーン原酒』。その桜餅を思わせる香味の特長を活かし、12年や21年以上といった長期熟成の知多グレーン原酒をブレンドした、知多蒸留所のシングルグレーンウイスキーです。 ラベルの文字の「新」には、サントリーの新しい挑戦への強い意志が込められています。 テイスティングノート(以下メーカーホームページ参照)色:琥珀色香り:すっきりとした桜餅を連想させる印象的な香り味わい:ライチ / 白ぶどう / アカシアハニー余韻:桜餅の香りが長く続くタイプ:シングルグレーン原材料:グレーン、モルトアルコール分:50% 5.受賞歴 現時点では受賞歴はありません。 6.価格 メーカー希望小売価格:500ml  10,000円(税込:11,000円)通販やネットオークションでは22,000円〜28,000円前後とかなり価格高騰しております。(2020年6月13日時点) DiningBAR Hidden Loungeでの提供価格 「DiningBAR Hidden Lounge」では、このウィスキーを45ml:4,200円30ml:2,800円15ml:1,400円にて提供しております。 7.まとめ オススメの飲み方はストレート。アルコール度数50%を感じさせない飲みやすさ。桜樽の熟成香を是非感じてみてください。 数量限定販売の為、とても希少なウイスキーです。是非この機会にDiningBAR Hidden Loungeでご賞味ください。

エッセンス・オブ・サントリーウイスキー <ライスウイスキー>

THE ESSENCE of SUNTORY WHISKY は「本質《Essence》」を追求するサントリーのウイスキーづくりへの想いからつくり出されたシリーズです。2020.4.28 Release<第4弾>となります。 1.メーカー サントリースピリッツ株式会社 2.蒸留所 2005年6月操業開始の「大隅酒造(鹿児島)」。2014年9月にサントリーグループ会社化。主力商品は芋焼酎。代表銘柄の本格芋焼酎「大隅」は、鹿児島県産の新鮮な黄金千貫を、広大なシラス大地で磨かれた清らかな水で仕込んでます。さつま芋本来のふくよかな甘味と柔らかさが口いっぱいに広がるまろやかで飲みやすい芋焼酎です。昔ながらの伝統的な製法をベースに、新たなおいしさをつくり出すための革新を日々重ねています。中でも強いこだわりを持つのは、人にしかできないものづくり。原材料の芋をひとつひとつ丁寧に選別したり、蒸溜の進み具合を目視で細かにチェックするなど、丁寧なものづくりの姿勢が生きています。 3.商品名 エッセンス・オブ・サントリーウイスキー<ライスウイスキー> 4.特徴 ホワイトオーク樽で3年以上熟成 サントリーグループで主に乙類焼酎を製造する大隅酒造で、米を主原料とし麦芽で糖化し発酵させ、蒸溜したライスウイスキーです。ホワイトオーク樽で3年以上熟成したこのウイスキーは、ふっくらした軽いトップノートの中に、かすかに白桃を思わせる果実香があり、味わいは柔らかく軽やか。 ラベルの文字の「新」には、サントリーの新しい挑戦への強い意志が込められています。 テイスティングノート(メーカーホームページ参照) 色:淡い黄金色香り:ふっくらした軽いトップノート。かすかに白桃の果実香味わい:やわらかで軽やかな飲み口。華やかに広がる味わい余韻:すっきり。僅かにスパイシータイプ:ブレンデッド原材料:ライス、モルトアルコール分:56% 5.受賞歴 現時点では受賞歴はありません。 6.価格 メーカー希望小売価格:500ml  5,000円(税込:5,500円)通販やネットオークションでは20,000円〜25,000円前後とかなり価格高騰しております。(2020年6月9日時点) DiningBAR Hidden Loungeでの提供価格 「DiningBAR Hidden Lounge」では、このウィスキーを45ml:2,100円30ml:1,400円15ml:700円にて提供しております。 7.まとめ オススメの飲み方はストレート。 数量限定販売の為、とても希少なウイスキーです。早めに飲んでおいた方がよいかもしれません!是非この機会にHiddenLoungeでご賞味ください。

シングルモルト宮城峡 アップルブランデーウッドフィニッシュ

2020年はニッカウヰスキーの創業者竹鶴政孝と妻リタの結婚100周年にあたります。1934年大日本果汁株式会社(現ニッカウヰスキー株式会社)を創業。ウイスキーは熟成に時間がかかるため、創業の黎明期を支えたのがりんごを原料とした商品でした。そのりんごへの深い敬愛を込め、竹鶴の夢の結晶とも言える「余市」と「宮城峡」をアップルブランデー樽でフィニッシュさせた数量限定商品です。3/24発売。限定6,450本。 1.メーカー ニッカウヰスキー株式会社 2.蒸留所 ニッカウヰスキー第2の蒸留所「宮城峡蒸留所」余市蒸溜所と並ぶニッカウヰスキーの原酒工場。余市蒸留所がスタートして約30年後、創業者の竹鶴政孝は余市とは異なる個性のモルトウィスキーづくりを目指し、次なる蒸留所建設の地を探し、数ある候補の中から選ばれたのが、杜の都・仙台でした。仙台の街から西へ約25km、山形との県境に近いこの地は、広瀬川と新川というふたつの清流に恵まれた緑豊かな峡谷です。竹鶴は初めてこの地を訪れた時、新川の清流で持っていたブラックニッカを割って飲み、味わいを確認。その場で蒸溜所建設を決定したと言われています。 本場スコットランドの風土に例えて「ハイランド余市とローランド宮城峡」と表現されたり、余市は「男性的」、宮城峡は「女性的」と評価されている。 3.商品名 シングルモルト宮城峡 アップルブランデーウッドフィニッシュ 4.特徴 宮城峡のフルーティさにアップルブランデーの甘さが融合 通常熟成後、アップルブランデーを28年以上熟成させていた樽で約6か月間さらに熟成。シングルモルト宮城峡が持つフルーティさとアップルブランデーの甘さが相まった甘い香りとそれでいて爽やかな甘さとやわらかなウッディの渋みが調和した味わいを実現。 香り:落ち着いたウッディな樽の香りと甘く華やかな香り。味わい:フレッシュなりんごのみずみずしさ、フルーツケーキを思わせる甘酸っぱい味わい。余韻:樽のほろ苦さと甘さが、シナモンのようなスパイシーさとともにゆっくり続く。タイプ:シングルモルト原材料:モルトアルコール分:47% 5.受賞歴 現時点では受賞歴はありません。 6.価格 メーカー希望小売価格:700ml  15,000円(税込:16,500円)通販やネットオークションでは余市と宮城峡の2本で60,000円前後で販売されています。(2020年4月2日時点) HiddenLoungeでの提供価格 「HiddenLounge」では、このウィスキーを45ml:5,000円30ml:3,400円15ml:1,700円にて提供しております。 7.まとめ とにかく甘い香りが特長の宮城峡。まろやかなフルーツの甘さとりんごの香りが強め。ストレートで飲むとより一層甘みを感じます。余市よりバニラ感も強く出てきます。ロックで飲むとさらに甘さが前面に出てきます。余韻としてアップルが最後ぬけていく感じでしょうか。ソーダで割っても甘さが負けることなく、アップルの香りと甘さを感じられる。総じて甘さでいうと圧倒的に宮城峡。アップルを感じたいのであれば迷わず宮城峡をおすすめします。限定ボトルとなっております。是非ともHiddenLoungeでご賞味ください。

シングルモルト余市 アップルブランデーウッドフィニッシュ

2020年はニッカウヰスキーの創業者竹鶴政孝と妻リタの結婚100周年にあたります。1934年大日本果汁株式会社(現ニッカウヰスキー株式会社)を創業。ウイスキーは熟成に時間がかかるため、創業の黎明期を支えたのがりんごを原料とした商品でした。そのりんごへの深い敬愛を込め、竹鶴の夢の結晶とも言える「余市」と「宮城峡」をアップルブランデー樽でフィニッシュさせた数量限定商品です。3/24発売。限定6,700本。 1.メーカー ニッカウヰスキー株式会社 2.蒸留所 日本のスコットランドと称されている北海道の「余市蒸溜所」。マッサンこと竹鶴政孝により前身の大日本果汁株式会社が1934年に設立。竹鶴政孝はスコットランドに似た冷涼で湿潤な気候、豊かな水源と凛と澄んだ空気がそろった場所こそが理想のウイスキーづくりには欠かせないと考え、様々な候補地の中から小樽の西、積丹半島の付根に位置する余市を選びました。 竹鶴政孝が最初の蒸溜所で目指したのは、重厚で力強いモルトウイスキーづくり。本場スコットランドの蒸溜所で学んだウイスキーづくりの手法を、一切の妥協を許さずそのまま再現することにこだわりました。そのこだわりの象徴が「石炭直火蒸溜」です。自らが学んだロングモーン蒸溜所の方式にならい、この蒸溜方法を採用。本物のウイスキーをつくるために必要なことであれば、たとえ非効率的であっても守り抜いていく。そんなニッカウヰスキーの原点とも言える情熱と竹鶴政孝の夢への思いが今もなお受け継がれています。 3.商品名 シングルモルト余市 アップルブランデーウッドフィニッシュ 4.特徴 りんごの香りとピートの香りがバランス良く調和 通常熟成後、アップルブランデーを28年以上熟成させていた樽で約6か月間さらに熟成。りんごのコンポートのような甘い芳香で豊かな香り。アップルパイやクッキーを思わせる香ばしくも芳醇な甘さと余市のピートのコクが調和した味わいとなっています。 香り:りんごのコンポートのような甘い芳香とモルティで豊かな香り。味わい:アップルパイやフルーツクッキーを思わせる焼き菓子のような香ばしくスイートな味わい。余韻:ほのかなピートと麦の甘さが心地よく続く。タイプ:シングルモルト原材料:モルトアルコール分:47% 5.受賞歴 現時点では受賞歴はありません。 6.価格 メーカー希望小売価格:700ml  15,000円(税込:16,500円)通販やネットオークションでは余市と宮城峡の2本で60,000円前後で販売されています。(2020年4月2日時点) HiddenLoungeでの提供価格 「HiddenLounge」では、このウィスキーを45ml:5,000円30ml:3,400円15ml:1,700円にて提供しております。 7.まとめ りんごの香りとピートの香りがバランス良く調和されていて甘すぎない香り。ストレートで口に含むと余市特有のスモーキーさが最初にくるものの後からりんごもほのかに出てきます。意外とすっきりとした飲み口になっています。加水するとりんごが前面に出てきて甘さが増す印象。ほのかにバニラ感も出てきます。アップルブランデー聞くと結構甘いのかなと思いましたが意外とすっきりと飲めてしまいますね。ロックで飲むとアルコール感もまろやかになり、爽やかなりんごに変わります。ソーダで割ってもりんごが負けることない甘さと余韻を楽しめます。どの飲み方でもそれぞれ満足できるウイスキーとなっております。一言でいうと「すっきりさっぱりとしたりんご」というところでしょうか。限定ボトルとなっております。是非ともHiddenLoungeでご賞味ください。

厚岸ウィスキー「サロルンカムイ」SWSC最優秀金賞受賞

北海道[厚岸]のウィスキー製造の堅展実業株式会社 厚岸蒸溜所が今年2020年2月27日に発売した「厚岸ウイスキー サロルンカムイ」が米国の世界的な酒類コンペティション「サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション」(SWSC)のウイスキー部門アザーシングルモルトウイスキーカテゴリーにおいて見事「最優秀金賞」を受賞されました。かつて「山崎25年」「山崎18年」「白州18年」なども同最優秀金賞を受賞されていて、それらと肩を並べたと言っても過言ではない名誉ある賞を受賞したことになります。 以下、北海道新聞記事抜粋。 1.「サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション」(SWSC)とは 米国の酒類業界紙「テイスティング・パネル・マガジン」などが主催する米国最大かつ国際的な酒類コンペティションです。「ウイスキー」「ブランデー」「ホワイトスピリッツ」など全4部門から成り、各部門はさらに複数のカテゴリーに細分化されております。今年で20回目の開催となります。ホテルマン・バーテンダー・レストラン関係者・流通バイヤー・ジャーナリストなど幅広い各界の代表者40名以上が厳格なブラインドテイスティングを行い、カテゴリー毎に最優秀金賞(ダブルゴールド)、金賞(ゴールド)、銀賞(シルバー)、銅賞(ブロンズ)が選出されます。 過去、最優秀金賞を受賞している主なジャパニーズウイスキー山崎25年、山崎18年、山崎12年、白州18年、白州12年、響12年、響 JAPANESE HARMONY。 2.厚岸蒸溜所について 2016年11月開業。「厚岸」と聞くとまず”牡蠣”を連想される方が多いのではないでしょうか。「厚岸」は国内で唯一年中出荷できる牡蠣の名産地です。「厚岸」は北海道の東部にあり、釧路市と根室市のほぼ中間に位置しています。釧路から車で約50分、札幌からは電車を乗り継いで5時間ちょっとの所にあります。では、なぜそんな牡蠣の街「厚岸」にウイスキー蒸溜所を作ったのか?「想い」と「こだわり」が凄いのです。 ①ウイスキー造りに適した気候冷涼で湿潤な気候で海霧が発生しやすい。1年を通して寒暖の差が高く熟成速度が速い。 ②泥炭層を通った仕込み水が採れるスコットランドのアイラ島の蒸溜所のように、泥炭層を通った水でウイスキーを作るには北海道しかなかった。 ③日本の主な泥炭の産地は北海道アイラ島のスモーキーなウイスキー造りに欠かせない泥炭。泥炭が日本で採れるのは主に北海道。 これらの条件を満たした地が北海道の「厚岸」だったのです。 余談ですが、電車で行くとこんな感じです。釧路から根室行きの「快速ノサップ」衝撃の1両編成に乗ります。右も左も木々に囲まれ、ひたすらこの景色がおよそ50分続きます。見て分かる通り、線路が単線なので当然電車が交差できない仕組みになっていますね。 3.厚岸蒸溜所のこだわり 2019年夏に厚岸蒸溜所に見学に行きました。その際、蒸溜所の「こだわり」についてもお伺いすることができました。 ①徹底した品質管理厚岸蒸留所を任されている立崎所長は、実は前職は某乳業会社で勤められていて、牛乳の製造などを経験されている方で、飲料製造の衛生管理に関してはプロ中のプロだったのです。このノウハウを厚岸蒸留所にも適用し、徹底した衛生管理を行っているとの事でした。 ②機材は本場スコットランド製厚岸蒸留所の蒸留器は、本場スコットランドのフォーサイス社製を導入していることは、事前情報で把握していました。施工時にはスコットランドから技術者数十人が来日し、設置組立作業の全てをフォーサイス社で行ったとの事でした。実際にこのポットスチルを目の前で見た時に、こんな大きなポットスチルをよくスコットランドから運んできたなぁと、厚岸蒸留のこだわりの強さに改めて感心しました。 ③目指すはオール北海道現在は輸入している麦を原料として使用しておりますが、将来的には北海道産の麦と北海道産の泥炭を使って、原材料オール北海道のウイスキー造りを目指しているとのことです。 原材料、製造に必要な機材、そして製造工程を管理する品質管理と衛生管理の全てにおいて「こだわり」を感じます。実際に蒸溜したてのニューポットを試飲させて頂いたときに、その「甘さと風味」に感動しました。ニューポットなのにアルコールの辛さが無く、甘味を感じるほどでニューポットとは思えない「甘さ」と、他とは異なる独特の「風味」もとても素晴らしく、この「こだわり」が厚岸ウイスキーの今後の肝になっていくのではないかと感じました。 蒸留所内で写真撮影可能なのは、熟成庫のみということで、写真はこの一枚。蒸溜所見学内容の詳細は蒸溜所見学レポートにて。 4.厚岸ウイスキー「サロルンカムイ」について 2016年の開業後、3年の熟成を経て、遂にシングルモルトウイスキーとなりました。もうすでにその人気はみなさんご存知だと思います。 商品名は「サロルンカムイ」(アイヌ語でタンチョウを指し「湿地にいる神」の意味)まさにタンチョウを連想させる真っ白なボトルです。今回のサロルンカムイはライトリーピーデッドとなります。配合された原酒は全て操業初年度である2016年製のもので、熟成樽はバーボン樽、シェリー樽、赤ワイン樽そして、ミズナラ樽。 前回以上に希少価値が高まってきた厚岸ウィスキー。10月には厚岸蒸溜所初の700ml容量のシングルモルトを発売する予定のようで、これから更に注目されていくこと間違いなしです。

厚岸ウイスキー サロルンカムイ

厚岸蒸溜所リリース第5弾。これまでに最長30か月樽熟成したニューメイクの4種類を発売してきましたが、本場スコットランドでウイスキーを名乗れる3年の熟成にいよいよ到達。 2016年の秋の創業から丸3年が経ち、遂に蒸溜所初のシングルモルトウイスキー(2016年11月〜12月に蒸溜した熟成年数3年超原酒のみを使用)「サロルンカムイ」が2020年2月27日リリースされました。 「サロルンカムイ」とは、アイヌ語で「タンチョウ」を指し、”湿地にいる神”という意味を込めていて、厚岸のウイスキー造りに適した環境を意味しているようです。ボトルもそのイメージに合わせて白と赤のカラーリングとしてあります。さらに同社では厚岸を”日本のアイラ”と見ていて、①ピート層を通った清冽な水②冷涼・湿潤な気候(ラムサール条約によって保全、2020年11月には国定公園になる予定)③牡蠣が取れる。などの共通点を挙げています。 厚岸NEW BORN FOUNDATIONS 1バーボン樽ノンピート(2018/2/27発売) 厚岸NEW BORN FOUNDATIONS 2バーボン樽ピーテッド(2018/8/28発売) 厚岸NEW BORN FOUNDATIONS 3ミズナラ(2019/3/5発売) 厚岸NEW BORN FOUNDATIONS 4ブレンデッド(2019/8/29発売) 厚岸ウイスキー サロルンカムイ(2020/2/27発売) 1.メーカー 堅展実業株式会社 2.蒸留所 厚岸蒸留所 (2016年操業開始) アイラモルトのようなウィスキーを目指す北海道で2番目のウィスキー蒸留所 「スコットランドの伝統的な製法で、アイラモルトのようなウイスキーを造りたい」という強い想いで2016年11月に開業した厚岸蒸留所。モルトウイスキーの製造に使うポットスチル(単式蒸溜器)をはじめ、大麦麦芽を糖化させるマッシュタン(糖化槽)など、ウイスキー造りには多様な設備が必要です。厚岸蒸溜所は、「本場・スコットランドの伝統的な製法で、アイラモルトのようなウイスキーを」との想いを実現するため、スコットランドのフォーサイス社製の設備を導入。その施工は同社の職人が来日して行ったのだとか。 アイラ島のウイスキー造りと同様、泥炭(ピート)層を通った水を仕込み水に用い、冷涼で湿潤、そして海風が当たる場所「厚岸」で日々、熟成が進んでいます。厚岸蒸溜所は、ニッカウヰスキー余市蒸溜所(後志管内余市町)に続く道内80年ぶりのウイスキー蒸留所として稼働しております。 〒088-1124 北海道厚岸郡厚岸町宮園4丁目109-2堅展実業株式会社 厚岸蒸溜所※蒸溜所見学は「厚岸味覚ターミナルコンキリエ」が主催しています。 詳しくはこちらのページをご覧ください  3.商品名 厚岸ウイスキー サロルンカムイ  4.特徴 これまでリリースされてきたニューボーン3年間の集大成 配合された原酒は全て操業初年度である2016年製のもので、ピート(泥炭)を使っていないノンピートのバーボン樽とシェリー樽、赤ワイン樽とピーテッドのミズナラ樽の4原酒をブレンド。イチゴやチョコレートのような華やかさとピートの煙くささ、ほんのりとした甘さに加え、ミズナラ特有のニッキのようなさわやかさも併せ持つ。魚介類をはじめ肉やチョコレートなど幅広い食材と合い、ストレートのほか水や炭酸割りでも華やかな味を楽しめる。軸となっているミズナラ樽の原酒は言わずもがな、熟成を経たピーテッドモルトや、ノンピートのバーボン樽原酒のキャラクターが随所にあり、特にピートフレーバーはノンピート原酒とのバッティングでライトに整えられて全体のなかでアクセントになっている。 タイプ:シングルモルト原材料:モルトアルコール分:55% 5.受賞歴 現時点では受賞歴はありません。…

エッセンス・オブ・サントリーウイスキー <リッチタイプ>

THE ESSENCE of SUNTORY WHISKY は「本質《Essence》」を追求するサントリーのウイスキーづくりへの想いからつくり出されたシリーズです。 2019.10.29 Release<第3弾>となります。 1.メーカー サントリースピリッツ株式会社 2.蒸留所 「山崎蒸留所」のホワイトオークで12年以上熟成させ、その後「杉樽」に詰め替えて更に6年以上熟成したモルト原酒に、シェリー樽やミズナラ樽で18年以上熟成したモルト原酒を使用 「知多蒸溜所」の18年以上熟成のグレーン原酒 3.商品名 エッセンス・オブ・サントリーウイスキー<リッチタイプ> 4.特徴 18年以上熟成させたモルト原酒とグレーン原酒に杉の香り ブレンデッドジャパニーズウイスキーは、繊細で優美な調和の中に日本固有の「杉樽モルト原酒」の強い個性が輝く、サントリーの新しいブレンデッドウイスキーへの挑戦です。 <リッチタイプ>は、ホワイトオークで12年以上熟成させ、その後「杉樽」に詰め替えて更に6年以上熟成した山崎蒸溜所のモルト原酒に、シェリー樽やミズナラ樽で18年以上熟成した山崎蒸溜所のモルト原酒、そして同じく18年以上熟成の知多蒸溜所のグレーン原酒をブレンダーが厳選し丁寧にブレンド。熟成感のあるスイートでリッチな味わいのあとに、杉が香る余韻をお愉しみいただけます。 色:濃い琥珀色。 香り:ヘビーで濃厚なブレンド。香りの端に杉の香りが垣間見える。 味わい:甘くて滑らかな飲み口で、杉の香味が続き、良く熟した果物の美味しさが味わえる。 余韻:甘酸っぱい余韻に杉のさわやかさが絡み合う。 タイプ:ブレンデッド 原材料:モルト、グレーン アルコール分:48% 5.受賞歴 現時点では受賞歴はありません。 6.価格 参考小売価格:500ml  オープン価格 通販やネットオークションでは「クリーンタイプ」と「リッチタイプ」の2本セットで60,000円前後とかなり価格高騰しております。(2019年11月5日時点)   DiningBar Hidden Loungeでの提供価格 「DiningBar Hidden Lounge」では、このウィスキーを 45ml:4,200円…

エッセンス・オブ・サントリーウイスキー <クリーンタイプ>

THE ESSENCE of SUNTORY WHISKY は「本質《Essence》」を追求するサントリーのウイスキーづくりへの想いからつくり出されたシリーズです。 2019.10.29 Release<第3弾>となります。 1.メーカー サントリースピリッツ株式会社 2.蒸留所 「白州蒸溜所」の杉樽熟成のモルト原酒とホワイトオーク熟成のモルト原酒 「知多蒸溜所」のグレーン原酒 3.商品名 エッセンス・オブ・サントリーウイスキー<クリーンタイプ> 4.特徴 杉樽で6年以上熟成させたモルト原酒 ブレンデッドジャパニーズウイスキーは、繊細で優美な調和の中に日本固有の「杉樽モルト原酒」の強い個性が輝く、サントリーの新しいブレンデッドウイスキーへの挑戦です。 <クリーンタイプ>は、鏡板に杉材を使用した「杉樽」で6年以上熟成した白州モルト原酒を使用し、同じく白州蒸溜所のホワイトオークで熟成したモルト原酒、知多蒸溜所のクリーンタイプのグレーン原酒を丁寧にブレンド。杉樽原酒の持つさわやかな香り、すっきりとした甘さがありながらコクのある味わいをお愉しみいただけます。 色:明るい琥珀色。 香り:さわやかで圧倒的に香り立つ杉樽原酒。純粋でクリーンなブレンド。 味わい:杉の香りが口の中で広がりつつも、甘くコクのある味わい。 余韻:余韻に杉の香りが漂う。 タイプ:ブレンデッド 原材料:モルト、グレーン アルコール分:48% 5.受賞歴 現時点では受賞歴はありません。 6.価格 参考小売価格:500ml  オープン価格 通販やネットオークションでは「クリーンタイプ」と「リッチタイプ」の2本セットで60,000円前後とかなり価格高騰しております。(2019年11月5日時点) DiningBar Hidden Loungeでの提供価格 「DiningBar Hidden Lounge」では、この貴重なウィスキーを 45ml:2,100円 30ml:1,400円…

駒ヶ岳リミテッドエディション2019

「駒ヶ岳リミテッドエディション2019」は信州の美しい自然環境の中、バーボンバレルとアメリカンホワイトオーク樽で熟成したモルト原酒から造られた2019年限定瓶詰の数量限定シングルモルトウイスキーです。 1.メーカー 本坊酒造株式会社 2.蒸留所 「マルス信州蒸溜所」 1985年、本坊酒造株式会社は、ウイスキー造りに最適な環境を求めて、長野県中央アルプス駒ヶ岳山麓標高798mの地に蒸溜所を開設しました。 この地は冷涼で霧が深く3,000m級の山々に降り注いだ雨や雪解け水は、花崗岩土壌をくぐり、天然のミネラル分をたたえた良質な水になります。 「いつか日本の風土を生かした本物のウイスキーを造りたい」本坊酒造が描く夢を実現させるために建てられたマルスウイスキーマルス信州蒸溜所。中央アルプス駒ヶ岳山麓の美しい緑深い森に囲まれた蒸溜所は、澄んだ空気の静寂の中に佇んでいます。 現在、マルス信州蒸溜所は増築工事の真っただ中。(2019年10月現在)ワインやクラフトビール、焼酎、ジン、リキュール、梅酒などの自社製品も、ウイスキーの商品企画に様々な影響を及ぼします。本坊酒造ならではの展開に、今後も注目してください。 3.商品名 駒ヶ岳リミテッドエディション2019 4.特徴 香り高き、上品でまろやかな味わい バーボンバレルで熟成されたモルト原酒を主体にバッティングした、2019年限定瓶詰のシングルモルトウイスキーです。熟した柿やアンズの香りとオレンジマーマレードの香りが広がり、カリンやメロンを思わせる上品でまろやかな味わいとクリーンで心地よい余韻を楽しめます。 タイプ:シングルモルト 原材料:モルト、グレーン アルコール分:48% 5.受賞歴 現時点では受賞歴はありません。 6.価格 小売価格:7,600円(税込:8,360円) 容量:700ml 楽天やamazonなでの通販サイトでの販売状況を調べてみたところ、8,000円~15,000円(2019年10月31日時点)と定価から見るとやや割高で販売されております。 DiningBar Hidden Loungeでの提供価格 「DiningBar Hidden Lounge」では、このウィスキーを 45ml:2,400円 30ml:1,600円 15ml:800円 にて提供しております。 7.まとめ 飲み方はストレートはもちろん、ロックや水割りもオススメです。 2019年限定ウイスキーです。お早めに!!是非当店でお試しくださいませ。